「蒼空 純米吟醸生酒 山田錦(藤岡酒造)」を飲んでみた

家呑みログ、46本目。

伏見の藤岡酒造さんにて“蒼空 純米吟醸 山田錦 生”を購入。
穏やかなようでいて、しっかり味わいもある美味しいお酒でした。

やっぱり、蒼空いいですね！伏見なんだけど、伏見じゃない・・・そんな感じ。
500mlということもあって、あっという間に完飲してしまいました。

では、さっそくレポします。

藤岡酒造“蒼空 純米吟醸 山田錦 生”を飲んだ感想

滋賀の日本酒って、蔵ごとの味わいの違いがすごいあるんですよね。
それに対して伏見の日本酒は「けっこう同じ方向性の味わいかな？」と思ってます。

その中で藤岡酒造さんの蒼空はちょっと異質というか、サークルの外なんですよね。
松本酒造さんの守破離にも感じる「伏見だけど伏見じゃない」的なお酒です。

で、けっこうファンが多いわけで。ボクも、酒蔵見学でビビッときました。
その様子は、こちら。

その見学の帰りに買ったのがコレ。
“蒼空 純米吟醸 山田錦 生”です。

何回見ても、かっこいいビン。
置いておくだけで、テーブルの上がオシャレになります。

飲んでみます。

ニャコ

リンゴのような甘くてさわやかな香。
フローラルな感じもする。

ダット

甘味は、米や落雁みたいに上品。
パインアメのような爽やかな甘味もあるね。

ニャコ

酸味は甘味を支えつつ、しっかり効いてくる。
甘味と混ざりあって、穏やかに甘酸っぱ～い。おいしい！

ダット

苦味は引き締め程度で、嫌味がないし。
ほんま、甘味と酸味のバランスがええな！わりと丸い味わい。

甘味が独特で、メッチャおいしい！
酸味とのバランスがよく、ほっこり。飲み飽きしにくそうな甘酸っぱさです。

伏見酒と言えば、しとやかな甘さと苦味を創造しますけど。
上品さは残しつつ個性的にした甘味、それを活かす酸味、マイルドな苦味がネオ伏見。

けっこう辛さもあるので、飲みごたえがあり。
料理も、シッカリした味付けで甘味と相性が良いものを選びたい感じです。

藤岡酒造“蒼空 純米吟醸 山田錦 生”でペアリング

さて、何と合わせようかな。
けっこう甘酸っぱさが個性的なお酒なので、料理には塩味とか旨味が欲しいですよね。

ということで、まずやってみたのがチーズフォンデュ。
チーズの塩味と旨味で、どうでしょうか。

パンとか野菜とか、好きなものをチーズにくぐらせて「ハフハフ」いいながらパクリ。
すかさず、よく冷えた蒼空も舌の上へ・・・うまい。

豚肉でアスパラ巻いてチーズフォンデュすると美味しいですよ。

この蒼空の、パイナップルを連想するような優しい甘酸っぱさとよく合います。

続いて、鮭のバター焼き。
ジャガイモやエリンギも、バターで炒めて添えます。

食欲そそる香りと塩味が、やっぱり蒼空に合いますね。

なんちゃってロコモコ丼も、作ってみました。

ロコモコ丼はハンバーグですよね？
これはひき肉のまま炒めてるので、調理がカンタン。

ケチャップやソースの甘味ある塩味が、合います。

昼間っから、オツマミで一杯。

ソースと相性良さそうなので、お好み焼き。

甘辛く炒めたピーマンも。

うん、そこそこ味が濃い料理でも大丈夫。
家庭料理とのペアリングで、使い勝手がいい日本酒ですよ。

すごいな、蒼空。杯がすすむ。

ダット

とは言え、おいそれと買いにくい値段。
外飲みするしか、しょうがないかなぁ・・・。

ニャコ

あんたがもっと稼げば、問題ないんとちゃう？

ダット

おっし、がんばろ。

蒼空飲んでると、なんか無性に伏見で飲んだくれたい気分になってきます。
というか、藤岡酒造さん直営の酒蔵Bar「えん」に行きたくなる。

空気が白むほど蒸し暑い夏に。
キンキンに冷えた「蒼空」の飲み比べやりた～い。

まとめ

藤岡酒造さんの“蒼空 純米吟醸生酒 山田錦”を飲みました。
なかなか高価なお酒ですけど、またリピートしたいです。

甘味は、穏やかだけどシッカリした感じ。パインアメみたいな感じも。
それを下支えする酸味も合わさり、上品な甘酸っぱさが美味しいお酒です。

藤岡酒造さんでは、ビンの回収もされてますからね。
とりあえず、返しに行かないと・・・ぐふふ。

以下、この日本酒の概要です。

この日本酒の購入はこちら（藤岡酒造公式サイト）

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