家呑みログ、27本目。
年始に北島酒造さんのお酒を2本買いました。
今回は“御代栄 純米吟醸 しぼりたて新酒”の方をレビューします。
前回のお酒と同様に苦味が特徴的で、かつパワフルな日本酒でした。
いかにも「しぼりたて新酒」という感じです。
では、さっそく。
北島酒造“御代栄純米吟醸しぼりたて新酒”を飲んだ感想
さて、同じ蔵(北島酒造)のお酒を2本買ったわけですが。
買った経緯(いきさつ)については、前回の記事で紹介しています。
こちら。
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御代栄“純米もろみあらごしどぶ”(北島酒造)を飲んでみた
家呑みログ、26本目。 ただいま「50本ブログに書く」ことを目標にしてますので、やっと半分。 今回は“御代栄 純米 もろ ...
同じ蔵のお酒を続けて飲むことで、特徴を捕まえやすいかなと。
こちらは“純米吟醸”にひかれて買いました。
ということで、さっそく飲んでみます。
ほのかに甘ぁ~い香りがする。
これ、結構うまい苦味やわ。で、甘味はおだやか。
シュワっとしてて、爽快な口当たりやん。
「純米吟醸のしぼりたて新酒って、どんなんやろ?」と思って買いましたが。
このお酒は「しぼりたて新酒」感が強い。純米吟醸的な部分は、目立たないです。
味わいが若々しく尖っていて、まだ甘味・旨味・酸味・苦味が協調してない感じ。
こういうのは、寝かせたらいいのでしょうか?
味が協調したころに飲んでみたいと思いました。
北島酒造“御代栄純米吟醸しぼりたて新酒”でペアリング
このお酒を飲んでみてすぐ思い浮かんだのが、唐揚げ。
わずかにシュワっと、爽快で苦味が美味しいこのお酒に合うのではなかろうか?
やってみましょう。
ふむ、唐揚げも日本酒もうまい。
でも、ベストマッチングとは言えない?
ちなみに、うちの唐揚げは粉ではなくタレに浸け込みます。
けっこう、いろんなものを混ぜてタレを作るんですよ。
材料、載せておきますね。
- 片栗粉または小麦粉
- 卵
- 酒
- 酢
- マヨネーズ
- 生姜
- 創味シャンタン
- ニンニク(みじんぎり)
- 梅肉(ニンニクと一緒にみじん切り)
上述の材料でドロッとしたタレを作り、1時間ぐらい漬け込んでおきます。
やわらかジューシーな唐揚げになりますよ。
で、ペアリングですが・・・。
塩味より、甘味勝ちの旨味料理がいい気がしてきました。
開栓後3日目。
お酒も若干まろやかさが出てきたところで、八宝菜を投入。
お!これはいい!
白菜の甘味、干し椎茸の戻し汁の甘味。このお酒とよく合います。
八宝菜、おすすめ。
もうひとつ。
鯖の味噌煮込み缶を使った料理を。
缶詰は湯煎して。
上に、大根おろしと大葉を乗っけてみました。
うまい!
これもオススメ。しかもカンタン。
最後に、お漬物も。
ここは、甘酸っぱい自家製千枚漬けで。
お漬物をオツマミにして飲むの、好き。
「発酵+発酵」が合うんですかね?酸味もイイ感じ。
千枚漬けで“御代栄 純米吟醸 しぼりたて新酒”が映えましたよ。
ひと蔵ずつ飲んでいく?
今ままで、あまり考えも無しに日本酒を飲んでました。
気の向くまま。
なんの方針もなくとりあえず特定名称酒を買い始め、アル添酒に走り。
かと思えば「純米吟醸いいなぁ、渡船6号いいなぁ」と思ってみたり。
そんなとき、しーたかさんのブログでこんなコメントをみつけて「なるほどなぁ」と。
普段あまり飲んでいなかったお酒で気に入ったものがあったときは、続けざまに何種類か飲んでみるのがマイスタイル。
そうすると、1本飲んだだけでは気づきにくいその酒蔵ならではのコアな部分をしっかり舌と頭に記憶することができます。
で、年始に同蔵のお酒を2本買ってたので続けて飲んでみると・・・。
たしかに、蔵の特徴がつかみやすいかも。
あと何本か飲めば、コアな部分が見えてくるかも?
一度、どこかの蔵元さんのお酒を集中的に飲んでみようかなぁ。
うーむ、どこにしようかな?
まとめ
“御代栄 純米吟醸 しぼりたて新酒”は若々しく苦味がうまいお酒でした。
「しぼりたて新酒」らしい荒々しさがあり、献立のいいアクセントになります。
ペアリングは、甘味勝ちの旨味もある料理がオススメ。
わが家では、八宝菜とサバの味噌煮込みがヒットでした。
白菜や干しシイタケの戻し汁。味噌煮の甘味との相性がいいですね。
甘味が苦味を抑える効果もあり、料理全体のバランスがよくなりました。
以下、このお酒の概要です。
蔵元 | 北島酒造 株式会社 |
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分類 | 純米吟醸酒 |
酒米 | 国産米 |
精米歩合 | 55% |
アルコール度 | 17度 |
日本酒度 | - |
酸度 | - |
購入価格 | 1,512円(税込)/720ml |