家呑みログ、28本目。
今回は、“澤屋まつもと 守破離 雄町×山田錦 生酒”をレビューします。
伏見のお酒は、久しぶりな気がするなぁ。
いやぁ、メッチャうまかった。
名だたる日本酒ブロガーさんが書き尽くしてるけど、あえて書きたい!
では、さっそく。
“澤屋まつもと 守破離 雄町×山田錦 生酒”を飲んだ感想
人生、いろいろありますよね。
まぁ、いろいろあったので暴走してネットで3本買いました。
買ったのは、近江八幡にある酒のさかえやさん(@JizakeMaster)。
近江の地酒と“澤屋まつもと”が一緒に買えるECサイトで、ときどき新入荷情報を見てます。
参考 酒のさかえや「新入荷&おすすめの酒」
タイミングがよかったのか、注文翌日に到着。
速い対応で、ありがたいです。
さて、3本のうち最初に開栓した銘柄がコチラ。
1本1本、手書き。
「一期一会」感がすごい。
裏のラベルによると、12月限定の生酒。
夏以降は、火入れバージョンが出てくるとのこと。
“澤屋まつもと”の“守破離”と言えば、SNSで高頻度に出てくる人気酒。
飲むのが楽しみでしかたないです。
では、さっそく。
あぁ、なんだかなぁ。
もうこれは、感想言わない方がいい気がしてきた。
ひと言でも感想を塗り付けるたびに、伝言ゲームのごとく実像から離れていく。
そう感じるほどシンプルで、うまい。
飛びっきり洗練されてるけど、控えめで上品。
それにしても、ため息出るぐらい美味しいお酒やなぁ。
桜色が浮かぶ、伏見のお酒♪
家庭料理でマッチングしていいんだろうか?
ちゃんとした料亭で飲むべき?
でも、絶対わが家のご飯はこのお酒によってワンランクアップする気がします。
“澤屋まつもと 守破離 雄町×山田錦 生酒”でペアリング(和)
あまりに洗練された日本酒を前に、気おくれしますが。
今回も、家庭料理でペアリングにチャレンジしていきますね。
すぐに思い浮かんだのが、天ぷら。
素材の味を上手く活かしてくれそうだし、ダシを取ったツユと合いそう。
はぁ・・・うまい。
焼いただけの椎茸も、ツユとかポン酢で。
はぁ・・・うまい。
香りも甘味も、仕立てのいいスゥ~とした甘さ。すごく穏やか。
旨味も酸味も苦味もほどよく、スッと入ってグッと終わる。
もしかしたら、料理が濃味のご家庭には物足りないかも。
うちはけっこう薄味で、それはもうピッタリ。
鮭寿司も、チャレンジ。
ご飯ものも、おいしい。
外はまつ毛が凍りそうなぐらい寒いのに、春が来た気分。
“澤屋まつもと 守破離 雄町×山田錦 生酒”でペアリング(洋)
この日本酒は、白ワインを彷彿とさせます。
なんとも言えない雅な酸味が美味しいんですよね。
で、絶対合わせてみたいと思ったのが和風パスタ。
シメジとベーコンとほうれん草を、とろみのある出汁ソースにからめて。
上に、きざんだ大葉を乗せて完成。
やっぱり、おいしい。
それにしても「洗練」というワードが浮かんでくるお酒ですね。
といっても煌びやか(きらびやか)な感じじゃない。どっちかと言うと、しとやか。
無印良品の壁掛けCDプレーヤーみたいな洗練。
キャンティレバーのブルーノチェアみたいな洗練。
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やっぱり、感想とか例えとか言うんじゃなかった・・・。
「献立がうちと同じようなご家庭は、買って後悔なし」でじゅうぶんですね。
まとめ
いろいろなところで書かれていますが。
“澤屋まつもと 守破離”は、酒米の生産地までこだわって造ってるそうです。
この日本酒は、雄町の生産者さんと山田錦の生産者さん。
そして、松本酒造さんの合作。
裏ラベルには「原料に勝る技術なし」と書かれています。
自炊する者の端くれとしては、酒米と農家さんへの賛歌のように聞こえました。
以下、この日本酒の概要です。
蔵元 | 松本酒造 株式会社 |
---|---|
分類 | - |
酒米 | 麹米(24%):岡山県産雄町 掛米(76%):兵庫県東条産山田錦 |
精米歩合 | - |
アルコール度 | 15度 |
日本酒度 | - |
酸度 | - |
購入価格 | 2,700円(税込)/720ml |