月の桂“大極上中汲にごり酒”本醸造(増田徳兵衛商店)を飲んでみた

家呑みログ、19本目。

今回は、イオンで買ってきた“月の桂 大極上 中汲 にごり酒 本醸造”です。
日本酒の苦味って、だんだんクセになるんですね・・・。

コーヒーやビールが好きになるのと、似てるような？

では、さっそく。

“月の桂 大極上中汲にごり酒 本醸造”ってどんなお酒？

新しいタイプのイオンって、けっこう日本酒売り場がオシャレだったりします。
広くていろいろ種類があるので、ついつい長居しちゃうんですよね。

そこそこ値引きしてあるやつが、あったり。
心強い“お財布の味方”ですな。

で、子守りでイオンに遊びに行ったついでに、コレを買って帰りました。

これまで白く濁るお酒を買ったことがなかったので、どんな味わいか楽しみです。

公式通販には、以下のように書かれていました。

元祖にごり酒の代表。

酒の博士「坂口謹一郎」先生の薦めで、一九六四年に日本酒で初めて登場。以来、東京と京都でにごり酒の会（月の桂会）を開催。元祖「米のシャンパン」である。フルーティーな香り、爽やかな酸味、心地よい喉ごし。

12月3日より新酒にて発送致します。

※ 太字と改行は筆者による

なるほど、元祖にごり酒の代表なんですね・・・。
おっと、これは11月に買ったので新酒じゃないですね。

香味は「フルーティーな香り、爽やかな酸味、心地よい喉ごし」と書いてあります。
ボクのイメージは「甘酸っぱそう」なんですが、どうなんでしょう？

ラベルには、こんなことも書いてありますよ。

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では、開栓。

おぉおー！！シュワシュワ、噴きこぼれそう！www
ワクワクと手ブレが止まらない！

底に沈んだ滓（おり）も、発泡で勝手に上がってくる！

コップに注いでみると、胡粉（ごふん）を思わせるわずかに温かみのある白ですね。

きれいな、白色だなぁ。
カルピスとかひな祭りの白酒が思い浮かんできて、甘そう。

いざ、飲まん。

ダット

リンゴみたいな爽やか系の甘い香りやな！
マジックペンみたいにスゥーっとする感じもある。爽やか。

ニャコ

甘味はほのかやけど、マッタリ感あるね。
それより、発泡の刺激と苦味が目立つわ。ビール好きが気に入る味ちゃう？

ダット

うわぁ、苦っ！ボクはビール苦手やし、これは・・・。
醪（もろみ）？のツブツブは甘いんやけど・・・。

ボク、ビールがぜんぜんダメなのです。あの苦味が・・・。
コーヒーの苦味は、好きなんですけどね。

飲むなら、ヒューガルデンぐらい苦味のないビールじゃないとキツイ。

これは、空けるのに苦労するかも？

ニャコ

わたしビール好きやし、これドはまりかも。
あんた飲まへんのやったら、わたし全部もらうで！

ダット

まぁまぁ、2日目とか3日目も楽しもうさ。
味、変わるかも？

ということで、マッチングはビールとよく合う系の料理がよさそうです。

ビールに合う料理は“月の桂 大極上中汲にごり酒”と合う

しかし、このピチピチ感たのしいですね！
ちょっと、見入っちゃう。

さて“月の桂 大極上中汲にごり酒 本醸造”と合う料理と言えば・・・。
すぐ思いつくのは、コレですね。

鶏の唐揚げ。

あと、ポテト系も合いますよね。
ベーコンと一緒に、炒めてみました。

唐揚げも、ポテトも、バッチリ。
よく合います。

発泡が少しおさまってきた、2日目。
あいかわらず苦味が強いですけど、甘味も感じやすくなってきました。

ダット

沈殿しているモロミも混ぜて飲むと・・・ちょっといい塩梅。
アレレ？なんか、このお酒を少し好きになってきたかも？

ニャコ

おぉ～、これ系の苦味に目覚めてきたんちゃう！？
これからは、わが家の晩酌にビールもラインナップかぁ～！

引き続きビールが飲みたくなる料理を。
ビーフンに、明太子パラパラと。

なんにでもフリカケられる“ぱらぱらめんたい”っていうのがあるんです。
これ、便利ですよ。

むむ、うまい。

そして、なに気にヒットしたのがカレー。

酸っぱい、自家製にんじんピクルスと一緒に。
塩味を濃く感じさせたり、苦味を抑えたりできます。

ラッキョウと同じですね。
味の対比効果と抑制効果らしいですよ。

いやぁ、日本酒ってじつにイロイロあるんですね。

ダット

甘味だけでも多種多様なのに、苦かったり酸っぱかったり。
旨かったり、辛かったり。

ニャコ

酸味や苦味って、だんだん好きになる味らしいよ。
子供のころは嫌いでも、食べ慣れるとハマってくるらしいで。

開栓後に味が変わったり、飲み慣れて美味しく感じるようになったり。
飲む温度によっても、味わいが違う・・・変幻自在ですね、日本酒って。

お気に入りの地酒を探すのが、ますます楽しくなってきました。

“月の桂 大極上中汲にごり酒”はだんだん甘くなる？

さて、3日目や4日目になると発泡が少なくなってきました。
それに合わせて苦味もおさまり、少しずつ甘味が立ちはじめます。

甘味が目立つようになると、お酒を主役に飲みたくなりますよね。
ということで、オツマミと一緒に。

まずは、自家製の日野菜漬け。

滋賀県の日野町でよく食べられているお漬物で、おいしいのです。
塩味・甘味・酸味・苦味が、絶妙のバランス。

これ、蒲生郡日野町の農協で売ってるやつが美味しいんですけどね。
なかなか買いに行ける距離じゃないので、自家製です。

で、続きまして。

厚揚げ、しいたけ、コンニャクの炊いたん。
これは、塩味・甘味とダシの旨味がおいしいですね。

どっちも、苦味のあるお酒の美味しさを引き立ててくれます。
厚揚げを噛んだところ想像したら・・・うう、また一杯やりたくなってきた。

無印良品の“マスカルポーネチーズたら”とか“プレッツェル”とか。
市販のオツマミで飲んでも美味しかったです。

ニャコ

なにげに、無印良品のオツマミコーナーって充実してるしな。

ダット

うむ、あのコーナーはやばい。

今回は、以上です。
ごちそうさまでした。

まとめ

“月の桂 大極上中汲にごり酒 本醸造”は発泡にごり酒です。
最初は苦味があり、発泡が収まるにつれて甘味が立ちはじめます。

マッチング的には、ビールに合う料理と相性がいいです。
料理のわき役としてもよし。お酒を主役に、オツマミで一杯やってもよし。

意外と「冷蔵庫に1本常駐させておくと便利そうな日本酒」だと思いました。

以下、概要です。

商品のご購入はこちら（増田徳兵衛商店の公式通販）