家飲みログ、56~57本目。
今回は特別編で、京都・滋賀意外の日本酒の感想を書きたいと思います。
ツイッターでフォローさせていただいてる方から“二兎”をいただきました。
愛知県岡崎市にある丸石醸造さんの日本酒です。
流行ってるのもうなずける、とっても飲みやすくて美味しいお酒でした。
送ってくださったmu2coさん(@AyouHappy0217)、本当にありがとうございました。
では、さっそくレビューしますね。
丸石醸造「二兎」を2本いただきました!
愛知県岡崎市にはちょっと思い入れがあるんです。
昔、5年ぐらい住んでました。
岡崎市と言えば、桜の名所でもある岡崎城。徳川家康の生地ですよね。
あと、八丁味噌とか。開業祝いの花輪の花を抜いていく習慣も、驚きでした。
そんなわけで、想い出ある岡崎市の二兎を飲んでみたいなと思ってたんです。
で、サケスプで出品されるという情報をいただき「飲もう!」と意気込んだものの・・・。
![](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2019/12/datto-talk01-300x300.png)
そのときの残念な様子はこちら。
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「SAKE Spring(サケスプリング)京都 2018」に行ってきた
2018年のゴールデンウィークは、どうでした? 充実してましたか? ボクは、出だしから日本酒ざんまいでした。(≧∇≦) ...
そんなことで、まぁまぁテンション下がってたんですけど。
サケスプから3ヶ月、ついに二兎を飲む機会が!!
なんと、ツイッターのフォロワーさんがご親切に送ってくださったんです。
それも、2本!(≧∇≦)
![二兎×2](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2018/08/nito1.png)
ちょっとヤバくないですか?
メッチャうれしいんですけど!!
こんなの、いただきましたよ~。
いただいた二兎
- 純米大吟醸 二兎 備前雄町四十八 火
- 純米 二兎 山田錦六十五 生原酒
飲んでみると、どちらも綺麗な味わいでおいしい。
甘味と酸味と苦味のバランスが、いい!とくに、苦味の利かせ方が絶妙ですね。
インスタグラムで詳しくレビューしてみました。
リンクを張っておくので、興味ある方は写真をクリックしてみてください。
まず“備前雄町四十八 火”から。
濃いめの料理から薄味の料理まで、合わせやすそうなお酒ですね。
“純米 二兎 山田錦六十五 生原酒”は濃醇な甘酸味で、わかりやすいおいしさ。
味噌カツや鰻など、岡崎市の人気料理と相性よさそうです。
口当たりや味わい、のど越し。どれも綺麗で丁寧なお酒ですね。
ふと飲みたくなって「ちょっとだけ」とか言いながら飲んじゃうやつです。
![](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2019/12/datto-talk01-300x300.png)
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派手ではない甘味と上品な苦味は、京都のお酒と共通してるのかなと思いました。
とくに雄町の火入れの方は、ひごろ食べてる家庭料理とバッチリ合いそう。
生原酒は酸味がきいてて甘味もふっくらしてるので、いつもより濃醇な料理。
できれば「愛知」とか「岡崎市」を感じられる料理で合わせたいところ。
二兎でペアリングしてみました!
岡崎市で食べた中で、とくに印象に残ってるのが味噌カツと鰻です。
でも、鰻は高いからパス。
で、味噌カツを作ってみました。
八丁味噌がないから、赤みそや合わせ味噌などを使ってそれっぽく。
あぁ、なんか懐かしい。
生原酒の方がグイグイすすみます。
![味噌カツ](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2018/08/nito2.png)
あと、自然薯(じねんじょ)も有名らしいですね。
これは、知りませんでした。
ということで、自然薯は高いので長芋でとろろそばを。
蕎麦とかツユとか山芋とか、日本酒に合うやつばっかの組み合わせです。
火入れの二兎も生原酒の二兎も、どっちも美味く合いました。
![とろろ蕎麦](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2018/08/nito3.png)
ちょうど、悪魔のおにぎりってのが流行ってまして。
「あ、これ天むすチックじゃない?」って思ったんです。
「めんつゆ+青のり+天かす」を混ぜてにぎるらしい。
これと、テンメンジャン&味噌をきかせたジャージャーメンでいこう。
愛知の方々にとっては突っ込みどころ満載の迷走により、岡崎市は脳裏に浮かばず。
このペアリングは「二兎だけが美味しい」という結果に。笑
![ジャージャーメン](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2018/08/nito4.png)
二兎の実力を堪能できたので、いつもどおりの家庭料理にも合わせてみました。
まずは、お好み焼き。
キャベツたっぷりで、長芋や餅も入れちゃおう。
ふわっふわモチモチの触感と香ばしいソースが、お酒と食欲をそそります。
![お好み焼き](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2018/08/nito5.png)
最後は、ブリの照り焼き。
香りもいいし、無条件で落ち着く味わい。
どっちの二兎が合うかな?なんて考えながら飲み比べしてみました。
むむ・・・生原酒かなぁ?
キレもよいし。
![ブリの照り焼き](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2018/08/nito6.png)
わりと濃い味の料理で合わせたので、生原酒の減り方が早かったですね。
外連味(けれんみ)のない、わかりやすい美味しさで杯が進みます。
雄町の火入れは、じわじわ良さに包まれました。
常温ぐらいで飲むと味わいが開いた感じがして、とっても好きです。
二兎をくださったmu2coさん、ありがとうございました!
メチャメチャ楽しい家飲みになりましたよ~ (^^♪
まとめ
二兎好きの方から“備前雄町四十八 火”と“山田錦六十五 生原酒”をいただきました。
飲めば、流行ってるのも納得。外連味のないきれいな味わいで、おいしかったです。
贈り物をするのって、カンタンにできることじゃないですよね。
購入したり、配送の手配をしたり、手間とお金がかかります。
なのに「ダットに美味い酒を送ってやろう」と思ってくださったことが嬉しいです。
これも日本酒の縁。愛好者同士がつながれるツイッターの良いところかなと思いました。
![](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2019/12/datto-talk01-300x300.png)
次は愛知まで行って、愛知の人たちと一緒に二兎を飲みたい!
以下、このお酒の概要です。
純米大吟醸 二兎 備前雄町四十八 火
醸造元 | 丸石醸造 株式会社 |
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分類 | 純米大吟醸酒 |
酒米 | 備前雄町 |
精米歩合 | 48% |
アルコール度 | 16度 |
日本酒度 | - |
酸度 | - |
参考価格 | 1,760円(税別)/720ml |
純米 二兎 山田錦六十五 生原酒
醸造元 | 丸石醸造 株式会社 |
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分類 | 純米酒 |
酒米 | 山田錦 |
精米歩合 | 65% |
アルコール度 | 16度 |
日本酒度 | - |
酸度 | - |
参考価格 | 1,459円(税別)/720ml |
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