家呑みログ、39本目。
今回は、長老酒造さんの“長老 丹 純米吟醸酒”をレビューします。
ニャコさんがお土産で買ってきてくれました~。(^^♪
伏見酒より少し濃醇だけど、優しい口当たりは同系。
きれいな味わいでキレも早いので、家庭料理に合わせやすいお酒でした。
では、さっそく。
「長老酒造 丹 純米吟醸酒」を飲んだ感想
ちょっと忙しかった週末、ニャコさんと子供たちだけでお出かけしてくれました。
なんでも、京丹波自然運動公園まで行ったとか。
で、帰りにお土産を買ってきてくれたんです。
それがこちら、長老酒造さんの“丹 純米吟醸酒”。
京丹波の杜氏が、京丹波産の五百万石を使い京丹波の水で造った日本酒なんですって。
「京丹波100%」印が押されてますね。
でも、なぜかレシートを渡され費用を請求されました・・・。
手間賃請求してへんだけでも、破格やで?
おこづかいの残高が減ったとは言え、まぁ、ありがたいです。
なかなか近場で見かけない銘柄だし、簡単に買いに行けるところでもないし。
で、さっそく飲んでみると、これがなかなか美味しい。
おお、口当たりがいいやん。優しい。わりと濃いけど、くどくない。
甘いけど、キレがいいのでベトつかない。
甘味も苦味も強すぎず、飲み飽きしない感じ。
料理は、マッタリ系より軽いタッチのものがよさそう。
リフレッシュ感がシッカリあるので、揚げ物でも大丈夫そうです。
まぁ、いろいろ試してみましょうかね。
「長老酒造 丹 純米吟醸酒」でペアリング
まず、子供たちが大好きなシーチキンの揚げ餃子から。
揚げてもサッパリしてるので、オススメ。
味わいもマイルドなので「丹 純米吟醸酒」の味の高さと合ってます。
油切れも良好。
付け合わせの、コンニャク。
味付けは、甘辛くしてあります。
悪くないけど・・・これは、揚げ餃子ほどは合わないです。
少し味が強いし、余韻も長い。
日本酒が負けるパターンですね。
つづいて、鮭寿司。
これは、いい感じ。
味のバランスもいいし、キレが活きます。
それから、わが家の定番オツマミ。
ちくわの中に餅を入れて、醤油やミリン、ごま油などで炒めたもの。
これは、オツマミ的に優秀。
料理とペアリングせず、お酒単体で楽しみたい銘柄のアテにオススメ。
「丹 純米吟醸酒」には、ちょいと味が強かったかも?
このお酒は、料理とのペアリングで本領発揮しますね。いい食中酒。
濃厚クリーム系は、どうでしょう。
グラタン&ピザトーストと一緒に飲んでみました。
まぁ、可もなく不可もなく・・・って感じですね。
やっぱり、グラタンは酸味が高い系の日本酒の方がいい。
もしくは、素直にワイン。
優しい甘味と、同調するような苦味がいい感じの日本酒ですね。
伏見のお酒と似た雰囲気ですけど、ちょっと濃いところがポイント。
淡泊な和食料理だけでなく、洋食中心の家庭料理にも合います。
いやぁ、日常酒としてとても優秀な日本酒でした。
まとめ
長老酒造さんの“丹 純米吟醸酒”は優しくキレイな味わいです。
口当たりがよくて、くどくない。スルスルいけるタイプのお酒ですね。
甘味・苦味・酸味、ともに穏やか。
淡泊過ぎず濃醇過ぎず、絶妙です。
味わいが、丹山酒造さん(亀岡)や羽田酒造さん(京北)に近いような?
京都は伏見から丹後方面に上がっていくほど、味わいが濃くなるんですかね?
以下、この日本酒の概要です。
蔵元 | 有限会社 長老 |
---|---|
分類 | 純米吟醸酒 |
酒米 | 京丹波産五百万石 |
精米歩合 | 55% |
アルコール度 | 15度以上16度未満 |
日本酒度 | - |
酸度 | - |
購入価格 | 1,600円(税込)/720ml |