関西日本酒ツイッターオフ会「日本酒あたらナイト vol.3」に参加してきました。
偶数月の第1土曜日に開催されてる会ですが、今回で第3回になります。
参加資格は「日本酒が好きで、ツイッターやってる」ぐらい。
それを共通項にボクのようなオッサンから大学生まで、いろんな人が集まってます。
今回は、荒神橋あたりの鴨川でお花見しながらの会となりました。
とても楽しかったので、レポしますね。
では、さっそく。
関西日本酒ツイッターオフ会「日本酒あたらナイト vol.3」参加レポ
絶好のお花見日和となった4月の第1土曜日。
荒神橋あたりの鴨川で、関西日本酒ツイッターオフ会が開催されました。
その様子をレポしたいと思います。
京都伏見の日本酒シバリで花見酒
2019年4月6日。京都は20度まで上がる陽気に包まれ、桜も咲きみだれました。
街中のいたるところで花吹雪が舞って、じつに清々しい。
オフ会が開かれる会場の桜も、最高のコンディションです。
主催者のびのびさんが朝から場所取りしてくださったので、満開の桜の下!
![桜の下](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2019/04/ataranaito01.jpg)
「日本酒あたらナイト」は、参加時間も退席時間もゆるめです。
定刻に「カンパイ!」はあるけど、遅れてくるのも早帰りするのもOKな雰囲気。
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今回は、定刻に7人集まりました。
このオフ会は「1酒1肴」持ちよりスタイルです。
集まった日本酒7銘柄は、こんな感じ。
![集まったお酒](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2019/04/ataranaito02.jpg)
いちおうテーマがあって「伏見醸造組合加盟蔵の日本酒」というシバリあり。
「他のメンバーと蔵被りしないように買う」というサブテーマもあります。
結果は、齊藤酒造さん(英勲)と山本勘蔵商店さん(鷹取)がかぶってツーペア。
英勲がかぶるのは想定内だけど、鷹取かぶる!?
じつは山本勘蔵商店さんが蔵を閉めるそうで、それに2人が反応してこうなりました。
鷹取と英勲も関係あると言えば関係あるし、なんか「えらいこっちゃ」です。
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![](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2019/12/nyaco-talk01-300x300.png)
さて、持ち寄った酒肴も美味しそうなのが集まりました。
![集まった酒肴](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2019/04/ataranaito03.jpg)
お花見っぽくて、良い感じです。
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![](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2019/12/nyaco-talk01-300x300.png)
いいの選んだやん。
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ペアリングするとき、日本酒に意識が向かない方がいい。
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さて、お花見に似合うお酒と言えば「にごり酒」でしょ?
で、にごり酒の元祖と言えば「月の桂」です。
あひるさんが持ってこられた「月の桂」の栓を開けては閉め・・・開けては閉め。
爆発しないかビビリながら、ビンの中の液面を上げては下げ・・・上げては下げ。
意外とアッサリ、開栓に成功!
ひと仕事終えたあとの「にごり酒」は格別でした。
![にごり酒](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2019/04/ataranaito04.jpg)
日本酒コンシェルジュのPonさんが持ってこられた「玉乃光 94」も、おもしろかった!
渋い甘味と濃醇旨味が、おいしいです。
![玉乃光94](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2019/04/ataranaito05.jpg)
人工知能搭載の味覚センサーによると、焼き鳥との相性度が97%以上なんだとか。
たしかに、よく合いました。
秘密兵器「携帯おかん器」投入
さて、さすがに日が落ちてくると肌寒くなってきました。
でも、大丈夫。今回は、秘密兵器を準備してます。
その名も「携帯おかん器」!
![携帯おかん器](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2019/04/ataranaito06.jpg)
これ、せんべろ.netさんの記事で知って、ずっと使ってみたかったんです。
実際に使ってみたら、日本酒の温度が50度以上まで上がりました。
ゆっくりジワジワ上がるので、好みの温度で止めやすかったです。
けっこう長いこと発熱してたので、1袋で2回ぐらい燗酒が作れました。
使ったあとは捨てられるし、火も要らないので便利です。
![携帯おかん器の温度](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2019/04/ataranaito07.jpg)
ちなみに、Amazonで1,600円(5セット入り)でした。
いよいよ、オフ会も終盤。
日本酒コンシェルジュ江口さんが持ってこられた柿もなかをいただきます。
くどさも渋さもない優しい甘さで、甘いものが苦手な人でもいけそう。
伏見酒と合わせても、けっこういい感じです。
和菓子と日本酒のペアリング、もっと試したいなぁ。
![柿もなか](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2019/04/ataranaito08.jpg)
〆は、ごはん!
みんな、お待ちかね。
炊くのはもちろん、スイハニストPonさん。
じつに、うまかったです。
酒肴の中に梅干しがあったという、奇跡のミートアップ。
![炊飯](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2019/04/ataranaito09.jpg)
最後は、全員分そろったお酒をならべて記念撮影タイムです。
定刻以降に2人来られたので、合計9銘柄集まりました。
![伏見酒](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2019/04/ataranaito10.jpg)
それにしても酒肴と伏見酒のペアリング、めちゃ良かったです。
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日本酒に関わる仕事をされてるonaiさんから、いろいろ教えてもらえたし。
ひさしぶりに「伝匠 月桂冠」飲めたし。
参加してよかったなぁ。
関西日本酒ツイッターオフ会「日本酒あたらナイト」とは?
さて「日本酒あたらナイト」についてもう少し補足説明しておきます。
もっと仲間が増えたらいいなぁ、と思うので。
「あたらナイト」について
まず、オフ会の名前から。
あたらナイトは「可惜夜(あたらよ)」から取られてて、意味は「明けるのが惜しい夜」です。
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このオフ会の原案は、のびのびさんとNBさんが一緒に飲んでるときに生まれたそうです。
「関東は日本酒ツイッターオフ会多いけど、関西はないやんな?やっちゃう?」みたいな。
それを、のびのびさんが実現させてくださったという流れ。
記念すべき第一回目は、蹴上(けあげ)の京町家にて6人で開催されました。
![第一回のお酒](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2019/04/ataranaito11.jpg)
このときはまだ、特にテーマやシバリがなかったんです。
なので、みんな自由に「1酒1肴」を持ち寄りました。
![第一回の肴](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2019/04/ataranaito12.jpg)
会場の町家は宮大工さんが造ったそうで、とても見ごたえありました。
途中から家主さんが解説してくださることになり、みんなで聞き入ったり。
ちょっと文化的な、趣あるオフ会となりました。
![](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2019/12/datto-talk01-300x300.png)
二回目も同じ町家で開催され、メンバーは8人に。
このときからテーマが導入され、お酒選びから楽しめる会になりました。
ちなみに第二回のテーマは「の」。
名前が「月の桂」とか、酒米が「亀の尾」とか、醸造元が「浪乃音酒造」とか。
間に「の」が挟まる何かを持つお酒シバリです。
![第二回のお酒](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2019/04/ataranaito13.jpg)
持ち込みの酒肴にもルールができ、1,500円前後で購入することになりました。
日本酒代や会費も併せると、参加費用は4千円~5千円ぐらいになる計算です。
![](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2019/12/datto-talk01-300x300.png)
![第二回の酒肴](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2019/04/ataranaito14.jpg)
オフ会の間は、まったく会話が途切れることがありません。
「日本酒」という共通項があるので、話題に事欠かないです。
で、なんと町家の家主さんも日本酒好きということがわかり・・・。
途中から佐々木酒造さんの「まるたけえびす」を持って参加してくださるという。
まだ出来立てのオフ会なので、型にとらわれず即興的なことも起こります。
お昼から始まるんですけど日没後も続き、文字どおり「可惜夜」となります。
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コミュニケーション下手クソなボクでも、終始楽しめる会です。
個人的な楽しみ
つづいて、ボクの個人的な楽しみについてお話しておきますね。
あたらナイトは昼から始まるんですけど、個人的に午前中からゼロ次回やってます。
人見知りなので、一杯やって緊張をほぐしてから本会に参加してるんです。
これが楽しくて、いいウォーミングアップになってます。
![ゼロ次回](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2019/04/ataranaito15.jpg)
それから、メンバーが凄いんです。
主催者のびのびさんを始め、ただの飲み手ではない一段も二段も上の方々とご一緒できます。
たとえば「滋賀酒」の著者あひるさんや、日本酒コンシェルジュ通信の江口さんとPonさん。
ヒヨッコ呑み助のボクにとっては、雲の上どころか大気圏の上の存在です。
独立して洋風居酒屋を開店されたあきひこさんや、酒造に携わっておられるOnaiさんも凄い。
で、そんな別格の方々がみなさん優しいし、すごく気軽にご一緒してくださるんです。
![酒宴](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2019/04/ataranaito16.jpg)
第三回はお花見になりましたが、これからもいろんな企画で開催されそうな予感。
仲間も増えていってるし、ますます楽しさがアップしていきそうです。
「ウェーイ!!」とかじゃなく、穏やかな日本酒飲み会に参加したい方。
日本酒をとおしていろんな体験をしたい方には、オススメできるオフ会ですよ。
「人見知りだけど、大丈夫?」って心配な方は、一緒にゼロ次回やりましょう。笑
まとめ
関西日本酒ツイッターオフ会「日本酒あたらナイト vol.3」に参加してきました。
このオフ会は、1酒1肴持ちよりスタイル。今回の日本酒は「伏見酒しばり」でした。
みんな「日本酒」を懸け橋にすぐ仲良くなるし、いつまでも盛り上がってる。
まいど3~4時間ぐらいアッと言う間に過ぎてしまう、楽しいオフ会です。
今まで関西では目立った日本酒ツイッターオフ会が無かったので、今後が楽しみ。
ただの「飲み会」で終わらず、日本酒文化にも触れられる有意義な会になりそうな予感です。
![](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2019/12/datto-talk01-300x300.png)
参加したい方は、主催者のびのびさんのツイッターアカウントをフォローしてください。
いつもそちらで、参加者を募集されます。