平成30年3月24日、第12回伏見日本酒まつりに行ってきました。
桜が咲き始めた暖かい早春。
気持ちいい快晴の空の下、伏見酒で酔う。
とくに、限定の生原酒がおいしかったぁ~♪
ホントいろいろオモシロかったので、ぜひ伝えたい!
ということで、さっそくイベントの様子をレポしたいと思います♪
では、レポしていきますね。
「第12回 伏見日本酒まつり」で伏見の酒蔵めぐり
「第12回 伏見日本酒まつり」では、10社の酒造会社が蔵開きを開催してました。
ボクは、そのうち5蔵回れました。
伏見の酒蔵はわりと密集してるので、回りやすい方だと思うんですけど。
それでも一番離れている蔵と蔵の間のキョリは、3kmほどあります。
なので、北側の5蔵はあきらめて、南側の5蔵をめぐってきました。
参考までに、コースを貼っておきますね。
では、さっそく順番にレポしていきますね。
月桂冠(代表銘柄:月桂冠)
前日からコースを練って、今回は京阪中書島駅からスタートすることにしました。
初めに「伏見夢百衆」というところに寄って、そのあと月桂冠大倉記念館へ。
まだ始まったばっかりなのに、もうすごい人。
二か所ある有料試飲コーナーは、どっちもにぎわっていました。
とりあえず、ブラブラと様子見。
無料で甘酒の振る舞いをされてたので、いただきました。
月桂冠さんでは、伏見の有名おでん屋「べんがらや」さんが出店されてましたよ。
こちらは和風の大きいロールキャベツが人気で、この日もあっという間に完売。
残念ながら、買えませんでした。
なので、盛り合わせを購入。ダシも具も、うまい!
大倉記念館の横には「内蔵(うちぐら)」という酒造場があります。
その中に「月桂冠酒香房(さけこうぼう)」というミニプラントがあるのだとか。
月桂冠酒香房は昔ながらの製造法で醸造していて、生産能力は40キロリットル。
作られたお酒は、大倉記念館限定酒として販売されてます。
月桂冠らしからぬ、濃醇な味わいやったね。
それにしても、今から思えば午前中はまだ人が少なかったなぁ。
ほとんど人が並んでない瞬間も、チラホラ。
先を急がねば、ということで。
“大吟醸 祝米”もいただいて、早々と離脱しました。
どんどん、行きますよ~。
山本本家(代表銘柄:神聖)
つづいて、山本本家さんへ。
こちらは“鳥せい”という焼き鳥屋も運営していて、蔵開きでも販売されてました。
これがまた、うまい。蔵のすぐ近くにある本店は、昼も夜も混んでます。
おいしいご飯とオツマミが好物のボクとしては、ここでは焼き鳥が第一の標的です。
しかしまた、いい感じですごい人。
まぁ、天気もいいし。
列に並ぶのも、たいして苦になりません。
酒器の青空市もやってたし、あきひんね。
ほら、あそこのカップル。あれ、まだ付き合ってないで。
そんな、くだらない話をしつつ。
15分ぐらい並んでようやく買えました。
お酒は“神聖 純米大吟醸”を。
タレのネギマとツクネに、それでいいのか?
いいんです!
ほろ酔いになってきました。
あぁ、しあわせ。
黄桜(代表銘柄:黄桜)
つづいて、キザクラカッパカントリーへ。
ここは黄桜さんの資料館や直営レストラン、ショップがある複合施設です。
今日は、15時ごろにイベント終了。
ゆっくり座ってお昼ごはん食べてる時間は、ないですからね。
さっきの“鳥せい本店”や、ここの“黄桜酒場”はパス。
屋台で売ってるアテと日本酒でおなかを満たしますよ~。
ということで、唐揚げ。
ボリューム満点。香ばしい衣と油のにおい。
お酒は“純米にごり酒”で。
カッパカントリーでしか買えない“純米大吟醸 生原酒”もいただきました。
これも、うまかったぁ~。
月桂冠さんも黄桜さんも、生原酒おいしい。
どちらも、家呑みでもう一回飲んでみたいと思いました。
齊藤酒造(代表銘柄:英勲)
さてさて、つづいて齊藤酒造さんへ。
英勲!英勲!(゚∀゚)
カッパカントリーから西へ西へ。
新高瀬川を渡り大手筋通まで行くと、みんな大好き松本酒造さんが見えてきます。
残念ながら、松本酒造さん今日はお休み。
そんなことより、みんな大好き英勲!齊藤酒造さん!
ほら、いっぱい。
こちらは、いろいろ催しやってました。
杉玉づくり実演とか。
吉本の大道芸人、タスクさんのショーとかも。
去年の秋、キンシ正宗さんの蔵開きでも見たな。
サイレントヒルの三角あた(ry
あれも、まだ付き合ってないで。
二人別々で持ってるやん?カップルやったら、1枚でええやろ!
すごい、にぎやかな蔵開きですね。
楽しい雰囲気が、そこら中にただよってます。
さて、日本酒の試飲ですが。
残念ながら、英勲の最高峰“一吟”は完売でした。
さすが。午後から行くと、人気銘柄はなくなってますね。
いいです、いいです。しょうがない。
ちょっと、飲みつかれてきたので燗酒をいただきます。
あては、エイヒレで。
英勲の燗酒と、エイヒレ。
あぁ、しあわせ。
あと、“日本酒まつり限定酒”もいただきました。
銘柄はわからなかったけど、無濾過生原酒のような味わい。
これまた、うまかったぁ~。
北川本家(代表銘柄:富翁)
ここからはもう西には行かず、大手筋通を東へ。
そうすると大手筋商店街を抜けて伏見桃山駅に着くので、そこから帰れます。
途中、時間が許す限り北川本家さんに滞在する予定。
家呑みはもちろん、イベントでも“富翁”飲むの初めてかも!
ちゃちゃっと、イッパイ飲むで~。
と思ったら、ここも人だらけ。
日本酒まつり終了時刻も迫ってたので、2杯だけ。
“富翁 大吟醸山田錦”と限定の“大吟醸たれくち しぼりたて生原酒”をいただきました。
伏見酒の生原酒、優しい口当たりやわ。
でも、そんなことよりあそこのグループ見てみ。
あの眼鏡率の高さと、女子率の低さは間違いない。
いやあ、疲れました。
でも、楽しかった。
さいごに、大手筋商店街のドトールで休憩。
ホットココア飲んで帰りました。
来年は、北側の蔵をめぐりたい!
「伏見日本酒まつり」って、どんなイベント?
「次回は行ってみたい!」と思った方のために。
もう少し詳しく「伏見日本酒まつり」について説明しますね。
「伏見日本酒まつり」では、酒蔵エリア全域で数々のイベントが開催されています。
たとえば、こんなのやってます。
- 伏見の清酒きき酒会
- 伏見ほろ酔い市
- 酒造会社の蔵開きイベント
順番に、説明していきますね。
伏見の清酒きき酒会
“伏見の清酒きき酒会”は、伏見日本酒まつりの代表的なイベントです。
以下の2つの会場で、伏見の日本酒のきき酒ができます。
- 御香宮神社(季節の新酒)
- 伏見夢百衆(定番の日本酒)
伏見夢百衆の建物は、月桂冠さんの旧本店社屋です。
今は伏見観光協会が喫茶・みやげ販売・観光案内所として運営しています。
このきき酒会は事前チケット購入制で、800人限定になってます。
けっこう人気で、早々に完売することもあるのだとか。
なんとか、買えました。
ボクもチケットを購入したんですけど、体力と時間の都合で御香宮はあきらめました。
で、混雑をさけるため朝イチで伏見夢百衆へ。
スタッフの方もたくさんいて、飲み比べしながらいろいろ質問されてる人も。
都鶴酒造さんの“長期熟成酒うなぎのねどこ”のそばにいたスタッフさん。
かなり質問攻めにあってましたね。
こういう機会、いいですよね。
高価でひごろ飲めないような日本酒も、きき酒できる!
“桃の滴 無何有郷(むかゆうきょう)”の純米大吟醸、飲みやすくてうまかった!
“英勲 純米大吟醸 井筒屋伊兵衛”も、安定感あるうまさ。
いつか、買えるといいなぁ。
伏見ほろ酔い市
伏見酒のきき酒を満喫したら、すぐ向かいの“伏見ほろ酔い市”へ。
こちらも、日本酒まつりのイベントのひとつです。
日本酒や京野菜、京土産なんかが販売されてました。
ちなみに、3/1~3/24まで特定の酒屋さんでキャンペーンが実施されてました。
720ml以上の清酒を買うと、各店先着50名にお猪口プレゼント。
実施店を挙げておきましょう。
- 京極屋酒店
- 吟醸酒房 油長
- 食育キッチン石黒
- 大島元商店
- ウシオダ酒店
- 荒玉酒店
- ニシナリ酒店
お土産に日本酒買って帰るなら、上述の酒屋さんがいいですね。
とくに、油長さんの品揃えがすごい。
伏見全蔵の日本酒を取り扱ってるそうです。
酒造会社の蔵開きイベント
先述のとおり、伏見にある10社の酒蔵が蔵開きイベントを開催してます。
呑兵衛にとっては、メインイベントですよね!
第12回の伏見日本酒まつりで蔵開きしていた酒造会社さんを挙げておきますね。
( )内は、代表銘柄です。
- 黄桜(黄桜)
- 北川本家(富翁)
- キンシ正宗(金鵄正宗)
- 月桂冠(月桂冠)
- 齊藤酒造(英勲)
- 招徳酒造(招徳)
- 宝酒造(松竹梅)
- 玉乃光酒造(玉乃光)
- 増田徳兵衛商店(月の桂)
- 山本本家(神聖)
とはいえ、残念ながら日本酒祭り開催時間中に全10蔵を回るのはむつかしい。
ボクは、5蔵でギリギリでした。
だいたい、1会場あたり日本酒2杯とアテ1皿ペースでそんな感じ。
移動より並ぶのに時間を取られます。
いえ、なんでもありません。
有料試飲は、チケット制の蔵と現金購入の蔵があります。
ボクが立ち寄った蔵では、黄桜さんと山本本家さんが現金購入でした。
月桂冠さん、齊藤酒造さん、北川本家さんはチケット制。
各蔵についたら、まずチケット販売ブースでチケットを買います。お忘れなく。
それと、いちおうザックリどこ回るかコースを考えておいた方がいいですね。
以下の点を考慮しておけばいいと思いますよ~。
- スタートとゴールの駅の位置
- 御香宮神社と伏見夢百衆に行くかどうか
- 絶対行きたい酒蔵はどこか
- 後半になるほど混雑すること
- その他寄りたいところはないか
ボクは、藤岡酒造さんの蒼空が買いたかったんですよ。
なので、できれば油長さんか藤岡酒造さんの直販所に寄りたいな、と。
でも、歩き疲れたうえ予算使いきったし。
うちの冷蔵庫に1本あるので、今回は断念。残念無念。
寺田屋とか十石船など、観光名所もたくさんあるし。
また、改めて行きたいですね。
伏見らしい優しい生原酒、かつ伏見らしからぬ濃醇な味わい。
次回は北側の5蔵を回りたい!
まとめ
初めて伏見日本酒まつりに行ってきました。
全部で3kmほど歩きましたが、かなり楽しいイベントでした。
時間内に、伏見夢百衆のきき酒会と5蔵の蔵開きに行けました。
アテもおいしかったし天気もよかったし、言うことないですね。
酒蔵見学をやってる酒造会社さんもあったので、伏見を満喫できる絶好の機会です。
京都観光の一環としても、おすすめです。
以下、イベントの概要です。
イベント名称 | 第12回 伏見の清酒 日本酒まつり |
---|---|
場所 | 伏見の酒蔵エリア全域 |
参加費 | きき酒会に参加する場合は1,000円(税込)/1人 |
最寄駅 | 京阪丹波橋駅、京阪伏見桃山駅、京阪中書島駅、近鉄丹波橋駅、近鉄桃山御陵前駅など |
開催時間 | 9:30~16:00 (蔵開きは15時~15時半に終了) |
予算 | 2,000~5,000円/1人 |
伏見の酒造会社の最新情報はこちら。
オススメの関連記事はこちら