京都・滋賀、幸せの日本酒ブログ

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「藤居本家(旭日醸造元)第8回蔵開き」と酒蔵見学に行ってきた

2018年5月14日

前回につづき、2018年のGWおでかけネタをレポします。
今回は、藤居本家さんの蔵開きです。

GWの後半、ニャコさんの実家がある滋賀県に帰省してたんですけど。
なんとかボクのわがままを聞いてもらい、4日の午前中だけ行ってきました。

寒い時期の蔵開きと違い、のどかで清々しぃ~。
とってもホノボノとした気分で楽しめましたよ!(*^∀゚)ъ

では、レポしていきます。

「旭日(きょくじつ)」醸造元・藤居本家さんの蔵開きへ

さてさて、2018年のGW前半はサケスプに行ってきたわけですけど。
いろいろ反省と学びが多く、経験値が上がるイベントでした。

その様子はこちら。

1,468view
「SAKE Spring(サケスプリング)京都 2018」に行ってきた

2018年のゴールデンウィークは、どうでした? 充実してましたか? ボクは、出だしから日本酒ざんまいでした。(≧∇≦) ...

後半は、愛知川(えちがわ)の藤居本家さんの蔵開きに行ってきました。
ゴールデンウィーク、日本酒ざんまい。

藤居本家のファサード

いきなり脱線しますけど。
この大きな建物、オール欅(けやき)の木造なんです。

入口から会場に入るなり、木組みに圧倒されました。
素晴らしい!何工法?一見の価値、大あり。

藤居本家の入口

それはさておき、蔵開き。
下の写真は、午前中の比較的すいてる状態。

これが正午になると、移動も困難に。
超満員になるんです。

蔵開き会場の様子

壁際には代表銘柄の“旭日(きょくじつ)”などがズラッと並んでました。
かなり銘柄数が多かった気がします。

旭日

鏡開きの菰樽(こもだる)もあって、お祭りムード。
会場全体に活気があり、5月の陽気と爽風もあってテンション上がりますね。

鏡開きの菰樽

さっそく、試飲コーナーへ。
(後半大混雑してたので、早めに行くのが吉です)

藤居本家さんのお酒は、甘味が優しいですね。かなり穏やか。
気づいたら、けっこう飲んでた」系で、食中酒にもってこいだと思いました。

生酛の酸味も穏やかで、なんとも飲みやすい。

試飲コーナー

蔵まつり限定酒」のサーバーが、なんかレトロでかわいい!

こちらは、定番酒よりやや濃い味わい。
ちょっとだけ濃醇ですけど、旨味と酸味があって丸い味わいです。

レトロなサーバー

ザっと見まわしたとこ、地元の方がけっこう来られてる印象。
地域に根差してる感がありますね。

のどかでゆっくりした時間、朗らかな笑顔、歴史を感じる空間。
なんとも良い雰囲気の蔵開きです。

いろいろ楽しい!藤居本家さんの蔵開き

さてさて、藤居本家さんの蔵開き。試飲コーナーだけじゃありません。
いろいろ楽しいことが盛りだくさん。

まず、販売店が充実してます。

揚げ物、お惣菜、ご飯もの、パン。
滋賀県の郷土料理「鮒寿司(ふなずし)」などなど。

蔵開きのお店

もちろん、藤居本家さんの日本酒も買って帰れます。
お土産にどうぞ。

蔵開きの日本酒販売コーナー

二階では、生演奏が。
席も設けられてるので、日本酒とアテを買い込んでゆっくりできます。

それにしても、立派な木組み。ほれぼれ。

二階の生演奏

お庭も凄いんですよ。
外にも屋台が出ていて、座れるところもあり、みんなのんびり酔いを楽しんでました。

なんて心地よいんだ、天国かよ。

藤居本家さんのお庭

1袋100円で酒粕詰め放題」もやってみましたよ。
酒粕の豚汁でも作りましょうかね。

袋の口から盛り上がるほどハミ出して詰めてる人も。
なんか、ニッコリの光景。

酒粕詰め放題

2時間ぐらい、あっという間に過ぎ去っていきます。

午後もいたいところですが、午前中だけの約束。
午後からは、家族サービスだ!

ということで、名残惜しいですけど会場を後にします。

撮影にも使われた!藤居本家酒蔵を見学

最後に、酒蔵の見学ツアーに参加しました。

けっこうな参加人数。
ぞろぞろと、蔵元・藤居さんの先導に着いていきます。

酒蔵の前

さきほどの蔵開き会場と同様、酒蔵もりっぱな木造建築ですね。
NHKの「甘辛しゃん」や「リキッド」というドラマでも撮影に使われたとか。

中に入って、まずは仕込み水をいただきました。
鈴鹿山系の伏流水で、蔵までたどり着くのに100年ぐらい経ってるそうです。

藤居本家の仕込み水

そのあとは、酒米「滋賀渡船6号」の説明や仕込みの説明。
貯蔵庫の説明など、いろいろ興味深いお話を聞かせていただきました。

総ケヤキの土蔵は温度変化が少なく、心地よい静寂で満たされています。

そんな環境で静かに熟成された日本酒ですからね。
穏やかで芯がある味わいになるんでしょうね。

藤居本家さんの貯蔵庫

見学中、ハッとしたことがひとつ。
蔵元さんが(ボクの記憶では)こんなことを、おっしゃってました。

お酒がからむ社会的な事件や失敗は、お酒が悪いわけじゃない。
飲み方が下手なだけでございます

ダット
穏やかかつ丁寧に「飲み方が下手なだけでございます」と言われてハッとした。
ニャコ
まぁ「そんなんお酒のせいちゃう!飲み方が下手なんや」ではハッとこうへんな。
ダット
藤居さん、めっちゃ紳士でカッコよかった。
いやぁ、ホンマ「上手でかっこいい飲み手」になりたいね。酒のみも、修行。
ニャコ
えらい楽しそうな修行やな。

貯蔵庫には、ミラノ万博でイタリヤ人ソムリエに好評だった“20年古酒”があるとか。
しかも、蔵開きで有料試飲コーナーに出されているとか。

最後に、それだけ一杯いただいて帰りました。

20年古酒

色が琥珀(こはく)みたいでキレイですね。
香りは、古酒特有の熟成香。醤油蔵や味噌蔵を連想します。

口に含むと、目を閉じてジックリ味わいたくなる穏やかな甘渋さが。
なんという優しくも広がりのある熟成感!時の流れを堪能できる逸品ですね。

ニャコ
はい、そこまで!彦根寄って、サッサと帰るで。
ダット
え!?彦根?
ニャコ
愛知川まで来たんやから、ひこにゃん先輩に会いに行かな。
あと、輪ごんハンバーグ買いに行くで。
ダット
・・・ネタが、ローカル過ぎる。

よかったら、インスタグラムの方も見てやってください。
写真10枚で、蔵開きの様子をわかりやすくまとめてあります。
LINK ダットのインスタグラム「藤居本家の蔵開きに行ってきた」

まとめ

午前中、2時間だけの強行軍で藤居本家さんの蔵開きに行ってきました。
でも、行って正解でした。

お酒もアテも、メッチャおいしかった!建物やお庭が見ごたえある!
生演奏を聞いたり酒粕詰め放題にチャレンジしたり、すごい楽しかった!

蔵見学も実施されてたので、藤居本家さんの醸造について知ることもできました。
本当に価値ある2時間でした~。

以下、蔵開きの概要です。

イベント名 第8回 藤居本家蔵開き
開催日時 2018年5月3日、5月4日
各日10時~17時
所在地 滋賀県愛知郡愛荘町長野793
電話 0749-42-2080
最寄駅 近江鉄道「愛知川駅」から1.2km(徒歩約18分)
駐車場 あり(飲酒運転は厳禁)
予算 試飲:500円で試飲し放題
その他:1,500円/1人

最新情報はコチラで。↓

藤居本家公式ホームページはこちら

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