前回につづき、2018年のGWおでかけネタをレポします。
今回は、藤居本家さんの蔵開きです。
GWの後半、ニャコさんの実家がある滋賀県に帰省してたんですけど。
なんとかボクのわがままを聞いてもらい、4日の午前中だけ行ってきました。
寒い時期の蔵開きと違い、のどかで清々しぃ~。
とってもホノボノとした気分で楽しめましたよ!(*^∀゚)ъ
では、レポしていきます。
「旭日(きょくじつ)」醸造元・藤居本家さんの蔵開きへ
さてさて、2018年のGW前半はサケスプに行ってきたわけですけど。
いろいろ反省と学びが多く、経験値が上がるイベントでした。
その様子はこちら。
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「SAKE Spring(サケスプリング)京都 2018」に行ってきた
2018年のゴールデンウィークは、どうでした? 充実してましたか? ボクは、出だしから日本酒ざんまいでした。(≧∇≦) ...
後半は、愛知川(えちがわ)の藤居本家さんの蔵開きに行ってきました。
ゴールデンウィーク、日本酒ざんまい。
![藤居本家のファサード](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2018/05/fujiihonke-kurabiraki1.png)
いきなり脱線しますけど。
この大きな建物、オール欅(けやき)の木造なんです。
入口から会場に入るなり、木組みに圧倒されました。
素晴らしい!何工法?一見の価値、大あり。
![藤居本家の入口](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2018/05/fujiihonke-kurabiraki2.png)
それはさておき、蔵開き。
下の写真は、午前中の比較的すいてる状態。
これが正午になると、移動も困難に。
超満員になるんです。
![蔵開き会場の様子](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2018/05/fujiihonke-kurabiraki3.png)
壁際には代表銘柄の“旭日(きょくじつ)”などがズラッと並んでました。
かなり銘柄数が多かった気がします。
![旭日](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2018/05/fujiihonke-kurabiraki4.png)
鏡開きの菰樽(こもだる)もあって、お祭りムード。
会場全体に活気があり、5月の陽気と爽風もあってテンション上がりますね。
![鏡開きの菰樽](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2018/05/fujiihonke-kurabiraki5.png)
さっそく、試飲コーナーへ。
(後半大混雑してたので、早めに行くのが吉です)
藤居本家さんのお酒は、甘味が優しいですね。かなり穏やか。
「気づいたら、けっこう飲んでた」系で、食中酒にもってこいだと思いました。
生酛の酸味も穏やかで、なんとも飲みやすい。
![試飲コーナー](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2018/05/fujiihonke-kurabiraki6.png)
「蔵まつり限定酒」のサーバーが、なんかレトロでかわいい!
こちらは、定番酒よりやや濃い味わい。
ちょっとだけ濃醇ですけど、旨味と酸味があって丸い味わいです。
![レトロなサーバー](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2018/05/fujiihonke-kurabiraki7.png)
ザっと見まわしたとこ、地元の方がけっこう来られてる印象。
地域に根差してる感がありますね。
のどかでゆっくりした時間、朗らかな笑顔、歴史を感じる空間。
なんとも良い雰囲気の蔵開きです。
いろいろ楽しい!藤居本家さんの蔵開き
さてさて、藤居本家さんの蔵開き。試飲コーナーだけじゃありません。
いろいろ楽しいことが盛りだくさん。
まず、販売店が充実してます。
揚げ物、お惣菜、ご飯もの、パン。
滋賀県の郷土料理「鮒寿司(ふなずし)」などなど。
![蔵開きのお店](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2018/05/fujiihonke-kurabiraki8.png)
もちろん、藤居本家さんの日本酒も買って帰れます。
お土産にどうぞ。
![蔵開きの日本酒販売コーナー](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2018/05/fujiihonke-kurabiraki9.png)
二階では、生演奏が。
席も設けられてるので、日本酒とアテを買い込んでゆっくりできます。
それにしても、立派な木組み。ほれぼれ。
![二階の生演奏](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2018/05/fujiihonke-kurabiraki10.png)
お庭も凄いんですよ。
外にも屋台が出ていて、座れるところもあり、みんなのんびり酔いを楽しんでました。
なんて心地よいんだ、天国かよ。
![藤居本家さんのお庭](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2018/05/fujiihonke-kurabiraki11.png)
「1袋100円で酒粕詰め放題」もやってみましたよ。
酒粕の豚汁でも作りましょうかね。
袋の口から盛り上がるほどハミ出して詰めてる人も。
なんか、ニッコリの光景。
![酒粕詰め放題](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2018/05/fujiihonke-kurabiraki12.png)
2時間ぐらい、あっという間に過ぎ去っていきます。
午後もいたいところですが、午前中だけの約束。
午後からは、家族サービスだ!
ということで、名残惜しいですけど会場を後にします。
撮影にも使われた!藤居本家酒蔵を見学
最後に、酒蔵の見学ツアーに参加しました。
けっこうな参加人数。
ぞろぞろと、蔵元・藤居さんの先導に着いていきます。
![酒蔵の前](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2018/05/fujiihonke-kurabiraki13.png)
さきほどの蔵開き会場と同様、酒蔵もりっぱな木造建築ですね。
NHKの「甘辛しゃん」や「リキッド」というドラマでも撮影に使われたとか。
中に入って、まずは仕込み水をいただきました。
鈴鹿山系の伏流水で、蔵までたどり着くのに100年ぐらい経ってるそうです。
![藤居本家の仕込み水](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2018/05/fujiihonke-kurabiraki14.png)
そのあとは、酒米「滋賀渡船6号」の説明や仕込みの説明。
貯蔵庫の説明など、いろいろ興味深いお話を聞かせていただきました。
総ケヤキの土蔵は温度変化が少なく、心地よい静寂で満たされています。
そんな環境で静かに熟成された日本酒ですからね。
穏やかで芯がある味わいになるんでしょうね。
![藤居本家さんの貯蔵庫](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2018/05/fujiihonke-kurabiraki15.png)
見学中、ハッとしたことがひとつ。
蔵元さんが(ボクの記憶では)こんなことを、おっしゃってました。
「お酒がからむ社会的な事件や失敗は、お酒が悪いわけじゃない。
飲み方が下手なだけでございます」
![](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2019/12/datto-talk01-300x300.png)
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![](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2019/12/datto-talk01-300x300.png)
いやぁ、ホンマ「上手でかっこいい飲み手」になりたいね。酒のみも、修行。
![](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2019/12/nyaco-talk01-300x300.png)
貯蔵庫には、ミラノ万博でイタリヤ人ソムリエに好評だった“20年古酒”があるとか。
しかも、蔵開きで有料試飲コーナーに出されているとか。
最後に、それだけ一杯いただいて帰りました。
![20年古酒](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2018/05/fujiihonke-kurabiraki16.png)
色が琥珀(こはく)みたいでキレイですね。
香りは、古酒特有の熟成香。醤油蔵や味噌蔵を連想します。
口に含むと、目を閉じてジックリ味わいたくなる穏やかな甘渋さが。
なんという優しくも広がりのある熟成感!時の流れを堪能できる逸品ですね。
![](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2019/12/nyaco-talk01-300x300.png)
![](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2019/12/datto-talk01-300x300.png)
![](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2019/12/nyaco-talk01-300x300.png)
あと、輪ごんハンバーグ買いに行くで。
![](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2019/12/datto-talk01-300x300.png)
よかったら、インスタグラムの方も見てやってください。
写真10枚で、蔵開きの様子をわかりやすくまとめてあります。
LINK ダットのインスタグラム「藤居本家の蔵開きに行ってきた」
まとめ
午前中、2時間だけの強行軍で藤居本家さんの蔵開きに行ってきました。
でも、行って正解でした。
お酒もアテも、メッチャおいしかった!建物やお庭が見ごたえある!
生演奏を聞いたり酒粕詰め放題にチャレンジしたり、すごい楽しかった!
蔵見学も実施されてたので、藤居本家さんの醸造について知ることもできました。
本当に価値ある2時間でした~。
以下、蔵開きの概要です。
イベント名 | 第8回 藤居本家蔵開き |
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開催日時 | 2018年5月3日、5月4日 各日10時~17時 |
所在地 | 滋賀県愛知郡愛荘町長野793 |
電話 | 0749-42-2080 |
最寄駅 | 近江鉄道「愛知川駅」から1.2km(徒歩約18分) |
駐車場 | あり(飲酒運転は厳禁) |
予算 | 試飲:500円で試飲し放題 その他:1,500円/1人 |
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