家呑みログ、41本目。
今回は“黄桜 しぼりたて 純米大吟醸生原酒”です。
黄桜さんのお酒、意外にも家で飲むのは初めて。
これは、伏見の清酒祭りで飲んで「メッチャ美味しい!」って思ったんですよね。
で、後日伏見に再訪して、黄桜さんの直販所(黄桜商店)で買いました。
では、さっそく。
「黄桜 しぼりたて 純米大吟醸生原酒」を飲んだ感想
以前「第12回 伏見日本酒まつり」に行ったんですけど。
いろいろ試飲して「伏見の生原酒、凄い好き」って思いました。
生原酒は飲み疲れるので好んで飲まないんですけど、伏見のは飲みやすい!
生原酒であろうが、そこは伏見。めっちゃ控えめでお上品なんです。
ちなみに、そのときの様子はこちら。
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で、これがそのとき撮った黄桜さんの写真です。
![黄桜カッパカントリー](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2018/03/fushimi-nihonsyumatsuri10.png)
この入口から入って、すぐ右手に黄桜商店という直販所があります。
で、今回の“黄桜 しぼりたて 純米大吟醸生原酒”は、そこでしか買えないそうです。
ということで、後日伏見を再訪して買ってまいりました。
![黄桜 しぼりたて 純米大吟醸生原酒 正面](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2018/05/kizakura-shiboritate1.png)
![黄桜 しぼりたて 純米大吟醸生原酒 横](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2018/05/kizakura-shiboritate2.png)
さてさて、お待ちかね。
家飲みしてみると・・・。
けっこう変化があるお酒ですね。
開栓後と、開栓数日後では香りも味わいもそこそこ違います。
結論から言うと、できるだけ早めに飲む方がようさそう。
まず、開栓後の感想から。
![](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2019/12/nyaco-talk01-300x300.png)
おいしそうな香りやな。
![](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2019/12/datto-talk01-300x300.png)
ほのかにレーズンのような甘渋さも、あるかな?
![](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2019/12/nyaco-talk01-300x300.png)
旨味と酸味は低めやけど、いい感じに利いてる。苦味もおだやか~。
![](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2019/12/datto-talk01-300x300.png)
爽やかな甘苦さが、酸味や旨味より少し高いかな。
これが数日たつと、パイナップルのような酸味を感じる甘い香りに。
甘味は、グレープフルーツのようにそこそこ苦味を伴う甘味に。
そして、1週間程度でけっこう苦味が浮き出したように感じました。
本格的に苦くなる前に、飲んでしまいたいお酒です。
ちなみに料理は、旨味がある肉類や苦味がおいしい春の菜物。酢を使う料理も良さげ。
お酒の甘苦さに合わせていくか足りない旨味酸味を補うか、お好みでどうぞ。
「黄桜 しぼりたて 純米大吟醸生原酒」でペアリング
さて、この黄桜を飲んでたころは、ちょうど春の山菜や野菜が出てくる時期でした。
ということで、わらびをアゲで巻いてみました。
けっこうアク抜きが面倒なんですけどね、おダシで炊くと美味しいですよね。
ワラビの苦味とダシの旨味が、お酒の甘苦味とよく合います。
ちなみにメインは、サバ。
もう一品は、ホウレンソウとウインナー、ジャガイモの和え物です。
![わらびと日本酒](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2018/05/kizakura-shiboritate3.png)
それから、唐揚げ。キャベツたっぷり。
伏見の日本酒まつりでも、この黄桜と唐揚げを食べたんですけど。
これが、なかなか美味しい組み合わせだったので再現。
シッカリ下味付けた鶏肉を、油でカリっと。サクッと。
少し度数が高くて甘味のある生原酒に、ピッタリですよね。
![唐揚げ](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2018/05/kizakura-shiboritate4.png)
タケノコのバター醤油炒めも一緒に。
鷹の爪とニンニクが、きいてます。
タケノコの煮物とかお刺身では、ちょっと物足らないかも。
天ぷらとか、炒め物の方がいい感じです。
![タケノコの炒め物](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2018/05/kizakura-shiboritate5.png)
さらにタケノコを青椒肉絲(チンジャオロース)に。
これもわりとシッカリ旨味と塩味があるし、オイリー。
生原酒をお供にするのに、オススメの料理です。
![チンジャオロース](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2018/05/kizakura-shiboritate6.png)
皿うどんも、やってみました。
味付けは創味シャンタンやソース、お酒、ごま油などなど。
創味シャンタンは少量でもけっこう濃いので、調整が大事。
日本酒は、ご飯に合う料理ならだいたいOKですよね。
さらに、料理とお酒の「味の濃さ」や「余韻の長さ」を合わせていくと良い感じに。
![皿うどん](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2018/05/kizakura-shiboritate8.png)
あと、お土産でもらった九州の激辛高菜ラーメン。
付け合わせは、山芋のわさび醤油漬け。
この高菜は、辛すぎた。笑
ペアリングがどうのこうのってレベルっじゃない。
![激辛高菜ラーメン](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2018/05/kizakura-shiboritate9.png)
京都伏見の生原酒、洋食中心の家庭には強い味方かも。
飲み疲れもなく、かなりよかったです。
黄桜さんのカッパカントリーに行けば、低価格で試飲もできます。
表玄関からまっすぐ進んだとこにある黄桜広場に、試飲ブースが出店してました。
気楽に入れるし、イスやテーブルも設置されてるのでオススメ。
「軽く一杯ひっかけて、ほろ酔いで伏見散策」なんていいかもしれません。
「黄桜 純米酒カップ」にチャレンジ
さて、カッパカントリーでもうひとつ購入したものがあります。
前から、すんごい気になってたんですよ。
それがコレ。
“黄桜 純米酒カップ(248円)”です!
![黄桜 純米酒カップ表](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2018/05/kizakura-shiboritate10.png)
カップがかわいいし、ストロー刺したらホワッと甘い香りがするし。
山田錦100%だし。きっと、味わいは軽快に違いない!
これを飲みながら、伏見をブラブラ歩こう!
で、マウントレーニアよろしくチュ~って吸ったら、ぜんぜん思ってたんと違う・・・。
けっこう、ガチの日本酒でした。
![](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2019/12/datto-talk01-300x300.png)
でも、後半苦味がそこそこあるのでスイスイ系ではないなぁ。
まぁ、チビチビ飲みながら伏見散策を続けますか。
ぬるくなっても、甘味が増してちょうどいいぐらいだし。
1合入ってるので、まぁまぁ飲みごたえあるけど。
アルコール度数が、13.5%なのがいいですね。
まとめ
“黄桜 しぼりたて 純米大吟醸生原酒”は伏見らしい生原酒です。
おだやかな甘味と爽やかな苦味がおいしい。飲み疲れもほとんど感じませんでした。
イベントで唐揚げをほおばりながら飲んで「美味い!」と感じたんですけど。
洋食中心の家庭料理とも相性がよく、とっても使いやすいに日本酒でした。
カッパカントリーでしか買えない日本酒で、黄桜広場にて低価格で試飲できます。
伏見に行ったら、ぜひお試しあれ。
以下、この日本酒の概要です。
蔵元 | 黄桜 株式会社 |
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分類 | 純米大吟醸酒 |
酒米 | 山田錦 |
精米歩合 | 50% |
アルコール度 | 17度 |
日本酒度 | - |
酸度 | - |
購入価格 | 2,160円(税込)/720ml |
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