家呑みログ、10本目。
3か月かかって、夫婦で4合ビン10本。
のんびり、晩酌やっております。
今回は“英勲 純米古酒1998”を購入。
初めての古酒、だんだんと癖になる香味でした。
さっそく、レポートしますね。
“英勲 純米古酒1998”とは?
Facebookを見てたら、こんなのが流れてきました。
超高価なイメージだった古酒が、800円(300ml)!!
「一回、古酒飲んでみたいな~」と思ってたところだったので、迷わずポチッと。
古酒って、あんまりお店で売ってるの見かけないじゃないですか。
ネットショップでも「売り切れ」が多いし。
なので、調子にのって2本も買ってしまいました。
「古酒は癖がある」って聞くので、飲めなかったらどうしよう・・・。
![英勲 純米古酒1998表](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2017/10/1998eikun1.png)
![英勲 純米古酒1998裏](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2017/10/1998eikun2.png)
“英勲 純米古酒1998”って、どんなお酒なのでしょう?
蔵元である齊藤酒造さんのAmazon直営店には、こんなふうに書かれていました。
60%精米の純米酒を19年の長きに渡り、蔵内貯蔵タンクの中で静かに熟成させた純米古酒です。
徹底した品質管理の下、通常の英勲と比較し酸度・アミノ酸度ともに高めとなっておりますが、貯蔵年数に対して香味・色合い共に比較的穏やかで、主張しすぎない古酒に仕上がっております。
![](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2019/12/datto-talk01-300x300.png)
![](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2019/12/nyaco-talk01-300x300.png)
![](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2019/12/datto-talk01-300x300.png)
![](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2019/12/nyaco-talk01-300x300.png)
それはカリブの海賊だっちゅーの♥
![](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2019/12/datto-talk01-300x300.png)
完全に1998年を知ってる人やん。
家呑みやイベントで飲んだ英勲は、どれも料理に寄り添うような落ち着いた香味。
古酒も、ジックリ料理と合わせて飲んでみたいです。
といっても、何と合うのだろうか・・・?
“英勲 純米古酒1998”癖があるけど、癖になる
味の想像がつかないので、飲んでから料理を考えた方がいいかも?
さっそく“英勲 純米古酒1998”を飲んでみましょう。
色はハチミツみたいな、コハク色ですね。
![英勲 純米古酒1998の色](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2017/10/1998eikun11.png)
香りは、クヌギの森みたいな?優しい香り。
紹興酒に近い。飲んだ後、鼻から抜ける香りが芳醇。
味わいも、穏やかな紹興酒みたい。
飲むと個性的な甘味や酸味がホワっときて、次に豊かな苦味が覆いかぶさってくる。
甘味も酸味も苦味も、マイルドです。
![](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2019/12/datto-talk01-300x300.png)
![](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2019/12/nyaco-talk01-300x300.png)
![](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2019/12/datto-talk01-300x300.png)
マロヤカで濃い味の温かい料理と合いそうですね。
いろいろ試してみます。
“英勲 純米古酒1998”のベストマッチはこれ
さて、いろんな料理と“英勲 純米古酒1998”を合わせてみましょう。
とりあえず、ミートソースのグラタン。
![ミートソースのグラタン](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2017/10/1998eikun3.png)
チーズとマヨネーズで味付けしたポテトサラダも一緒に。
冷やさず、温かいままで。
![ポテサラ](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2017/10/1998eikun4.png)
んん・・・ワインが飲みたい。
お肉を塩コショウで焼いてみよう。
![お肉ジュージュー](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2017/10/1998eikun5.png)
んんん?意外と違う。
白ワインか、酸味のある淡麗辛口が飲みたい。
親子丼で、どーでしょう?
![親子どーん!!](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2017/10/1998eikun6.png)
緑茶が飲みたいです・・・。
じゃあ、チジミ風お好み焼きは?
![肉厚チジミ風お好み焼き](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2017/10/1998eikun7.png)
参鶏湯(さむげたん)も付けて。
![参鶏湯](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2017/10/1998eikun8.png)
むむ、素直にマッコリがよかったか・・・。
おでん。キミに期待している。
![おでんは黄身がうまい](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2017/10/1998eikun9.png)
古酒じゃなくていいので、純米酒の燗ください。
じゃあ、紹興酒っぽい味に着目して・・・。
鶏肉ミンチと大葉入りの和風餃子でどうだ!
![和風餃子うまいよ](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2017/10/1998eikun10.png)
パンパカパーン!!
おぉ~、これだこれ。メチャ合う。
![](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2019/12/datto-talk01-300x300.png)
食後酒としてマッタリ飲むのもいいかもです!
“英勲 純米古酒1998”の味、だんだん癖になりますね。
コーヒーとか、リンゴ酢のジュースみたい。
最初は個性的な味に「う!?」と思うけど、日ごとにハマっていく感じです。
![](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2019/12/datto-talk01-300x300.png)
いうなれば、このブログみたいな?
![](https://sake.web-writer.blog/wp-content/uploads/2019/12/nyaco-talk01-300x300.png)
まとめ
“英勲 純米古酒1998”は、特徴的な香味が癖になる美味しさ。
英勲らしい、料理に寄り添う落ち着いた古酒でした。
古酒は高価で手を出しにくいですが、京滋には他にもこんなお手頃古酒がありますよ!
- うなぎのねどこ(都鶴酒造)
- 純米 三年熟成古酒 へそまがり(城陽酒造)
- 旭日 秘蔵 七年古酒 純米原酒(藤居本家)
“英勲 純米古酒1998”は、食後酒や中華の食中酒として活躍するのでお試しあれ。
以下、概要です。
蔵元 | 齊藤酒造 株式会社 |
---|---|
分類 | 純米古酒 |
酒米 | - |
精米歩合 | 60% |
アルコール度 | 18% |
日本酒度 | +6.5 |
酸度 | 1.8 |
購入価格 | 864円(税込)/300ml |