「日本酒を趣味にしよう」と思い立ち、はや三ヶ月。
ひとつ、悩んでることがあります。
じつは、ボクは鼻が良くないなのです。
家呑みのたびに、こんな会話が展開されるわけです。
だから、このブログは香りの感想が少ない!
このままではイカン!ということで、道具に頼ってみることにしました。
結構、改善できましたよ・・・ふふふ。
今回は、アデリア利き猪口グラスをレビューします!
では、さっそく。
料理やお酒の香りがわからないのは楽しみ損!?
ボクは、おいしい料理もお酒も大好きです。
まぁ、何を食べても「うまぁ!」と言ってしまう方なのですが、ひとつ悩みが。
それが何かというと・・・。
たぶん、嗅覚が人並み以下だと思うのです。
図解にすると、こんな感じです。
日本酒の香りだって、よくバナナとかリンゴとか書かれてるじゃないですか?
ボクには「なにそれ?イマイチわかんない」なのです。
料理やお酒の匂いが分からないと、もしや食事の楽しみの2割りぐらい損してる?
と、思っていたら・・・。
日本酒用のグラスを探しているとき、ボクにピッタリのものを見つけました!
それが、アデリア利き猪口グラスです。
アデリア利き猪口グラスとは?
アデリア利き猪口グラスは、石塚硝子株式会社さんという大手のガラス製品メーカーが作っています。
このグラスは「日本酒をおいしく飲むための、利き猪口グラス」とのこと。
いくつか種類があり、色・香り・味わいをいっそう楽しめるように設計されています。
画像:石塚硝子公式ネットショップより
飲み口が広がってる方が、利き猪口味わいグラス。
すぼまってる方が、利き猪口香りグラスです。
それぞれの説明を、公式ネットショップから引用しますね。
まず、味わいグラスから。
このグラスは、口すぼまりから口部にかけて広がる形状のため、細めのお酒の流れを作りますので、お酒が甘みを感じる舌先からゆったりと流れます。
そのため、日本酒のまろやかさや甘み、繊細な味のバランスなどを味わって頂けます。
日本酒初心者の方にお勧めのグラスです。
続いて、香りグラスです。
このグラスは、口すぼまり形状により、香りをダイレクトに感じられ、日本酒の香りを際立たせます。
香りから日本酒の美味しさを伝えるグラスです。
唇をすぼめて飲む為、舌先から全体へお酒が広がり、日本酒の持つ複雑な味わいを愉しめます。
日本酒にこだわりを持った方にお勧めのグラスです。
なるほど、グラスの形で香味を際立たせる設計ができるのですね。
味わいグラスは90~120ml、香りグラスは90ml注いで飲むのがオススメとのこと。
どちらも、縁の部分が薄く作られていて口当たりが良いそうです。
価格は、どちらも税別700円です。
ということで、投資のため日本酒買うのは1回お休みとなりました。泣笑
アデリア利き猪口グラスを使った感想
さて、注文したアデリア利き猪口グラスが届きました。
楽しみでしかたない。
さっそく、箱から出してみましょう。
テッテレー!
香り際立つアデリア利き猪口グラスぅ~。
テッテレー!
味わい拓く(ひらく)アデリア利き猪口グラスぅ~。
ほぉ、大きさは“ぐい呑み”サイズ?
にぎりコブシぐらいで、つかみやすいです。
香りグラスに90ml。
味わいグラスに120mlの水を入れてみましょう。
こんな感じです。
水なのに、テンション上がってきました。
(´▽`) '`,、'`,、
上から見ると、蛇の目の模様も見えますね。
これで、お酒の色も楽しめます。
水ですけど、飲んでみましょう。
それに比べると、香りグラスの水は味がぼんやり?
香りグラスの水は、水道水の生臭さを感じる。
味わいグラスの水は、無臭に近い。
じゃっかん、パクッてるし。
正直、ビックリです。
コップの形状で、こんなにも差が出るのかと。
鼻の利きが悪いボクでも、香りを感じる・・・。
ひとつ夢がかなった気分です。
アデリア利き猪口グラスで日本酒を飲んでみた
さて、お待ちかねの“日本酒で試し飲み”です。
注文してからずっと、この日を待ってました。
では、アデリア利き猪口グラスで試飲を開始します。
2つのグラスの味と香り、ぜんぜん違います。
もう、驚きませんよ。今は、優越感でイッパイです。
味わいグラスは、味わいが鋭くなってる。
香りグラスは・・・バナナだ!
いや、バナナを通り越してうっすらとセメダインも感じる。
ちゃんと香りがわかると、日本酒を2倍楽しめてる気がする!
アデリア利き猪口グラス、かなりいい感じ。
さらに、家呑みが楽しみになりました。
これからは、まず香りグラスに注いで香りを楽しみます!
それから、味わいグラスに入れ替え味わいも楽しみます!
リーデル・オーではなくアデリアにした理由
さて、今回はアデリア利き猪口グラスを買ってみたわけですが。
じつは、どっちにしようか迷ったグラスがあります。
それが何かというと、リーデル・オー大吟醸です。
でも、ちょっと悩んでアデリア利き猪口グラスを買うことにしました。
アデリア利き猪口グラスは、こういうところが良いと思うんです。
アデリア利き猪口グラスを選んだ理由
- 1つ700円(税別)という買いやすい価格
- 底の蛇の目が色を見るのにいいと思った
- 味わいグラスとセットで試してみたかった
リーデル・オーは「誕生日に欲しい」と心で念じてみます。
多分ですけど、リーデル・オーの写真を見ると縁の厚さがうすい?
アデリアよりもっと、口当たりがいいのでは?
余談ですが・・・。
うちには、ニャコさんが嫁入りで持ってきたオーパス・ワンのワイングラスがあります。
これが、激うすなのです。
もう、うすいグラスの飲み心地といったら・・・素晴らしいですよね。
これを知ってしまうと、ワインを飲むときグラスの口当たりすら邪魔に感じるんです。
リーデル・オーもそんな感じじゃ?と想像してるのですが。
いつか、欲しいですね。
グラス割ったら、連れてってやー。
まとめ
鼻があまり利かないので、日本酒用にアデリア利き猪口グラスを買ってみました。
使ってみて、ビックリ。
香りグラスは香りが際立ち、味わいグラスは繊細な味までシッカリ感じました。
グラスは、1個700円。味わいグラスと香りグラス、両方買うと1400円+消費税です。
日本酒1本我慢して買いましたが、もっと早く買えばよかったです。
ボクみたいな日本酒初心者の方に、オススメ。
日本酒の特徴がつかみやすくなりますよ。