家呑みログ、45本目。
今回は“月桂冠 特選 本醸造”のレビューです。
「IWC2018 本醸造の部」でゴールドメダルを受賞したので、買ってみました。
飲み疲れ皆無のような優しい味わいで、まさにザ日常酒ですね。
温度による変化も楽しいです。
では、さっそく。
「月桂冠 特選 本醸造」を飲んだ感想
月桂冠さんが、IWC2018でメダルを取られました。
おめでとうございます!
月桂冠さんの、関連ツイートを貼っておきましょう。
【速報】インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)2018のSAKE部門のメダル受賞酒が発表!月桂冠が出品した「特撰」が本醸造酒の部で「ゴールドメダル」を受賞★
同時に高品質でコストパフォーマンスに優れている酒を選ぶ「グレートバリュー・サケ」に認定(「京都・本醸造トロフィー」も受賞) pic.twitter.com/rld9Re8W6W— 月桂冠 (@GEKKEIKAN_SAKE) 2018年5月18日
これは飲んでみたい!
でも、ラインナップは一升瓶か300mlだけ。四合がないみたいなんです。
ということで、初めて一升瓶を買いました。
購入したのは、イオンです。
まさか、こんな日が来るとは。
無くなるのに、どんだけかかるんやろ・・・。
では、感想を。
セメダインみたい?スーっとするなぁ。
ちょとだけドライフルーツみたいな甘渋さがあって、いい感じ。
それと、伏見らしい苦み。甘味、酸味、苦味のバランスええわ。
旨味もきいてて、いい感じ。
めちゃめちゃ穏やかで、飲みやすいですね。日常、気楽に飲める日本酒。
伏見らしい、一歩引きつつも存在感があるお酒です。
ちょっと思ったのが・・・。
上撰プレミアムブレンドと、似た味わい?
ん~、上撰プレミアムブレンドよりマロヤカさがあって、旨味も高め。
余韻の上品さも特選本醸造が上で、滑らかでトロリ、かな?
せっかく丸みのあるお酒なので、キンキンに冷やすより常温で味わいたいです。
40度ぐらいのマッタリ感もいい!けっこう酸味を感じる。
酸味が出ると、より丸くまろやかに。
味噌醤油系料理には、40度前後の温度帯がよさそうですね。
50度ぐらいになると酸味は低く感じ、辛さが増しました。
「月桂冠 特選 本醸造」でペアリング
結論から言うと、そつなく何でも合わせてくれるお酒ですね。
濃厚な料理には、常温以上で。薄味の料理には、常温以下で合わせると良い感じです。
まずは、鮭寿司と茶碗蒸しで。
冷や酒(20度前後)がちょうどよかったです。
酢飯の酸味となじみながら、最後は口の中をリフレッシュ。
鶏肉と大根を炊いたもの。
しっかりダシの味がきいてます。
これも、冷や酒~ぬる燗(40度前後)がよかったですね。
うまみの相乗効果で、おいしさが広がるようです。
和風のおつまみ系も、よく合います。
甘辛く炒めたピーマン。
すこし鷹の爪を入れると、アクセントになっておいしいです。
上燗(45℃前後)ぐらいまで上げていっても、合いますね。
食後にのんびり読書しながら、つまむとか?燗冷ましも、楽しめます。
塩ゆでの、そらまめ。
冷酒で合いますよ~。
休日、真昼間からよく冷やした特選本醸造で飲みたいですね。
うすうす気づきながらも・・・。
イマイチだったのが、クリームソースのグラタン。
冷酒よりは、燗酒。
燗酒でも、なんかちょっと苦味が協調されるんですよね。
“月桂冠 特選 本醸造”は、なかなか楽しい日本酒ですね。
一升瓶で買ったことやお手頃価格だったこともあって、気張らずスイスイ飲めました。
買ったときの「無くなるのに、どんだけかかるんやろ?」は杞憂(きゆう)でしたね。
最近、うちのごみ袋だけおかしない?
で、収集場所まで持っていくのメッチャ重い。
一升瓶買ってくるとは、ええ度胸してるよなぁ。ダットメンバーって、呼ぶで?
冗談抜きで、ここらで気を引き締めねば・・・。
まとめ
“月桂冠 特選 本醸造”は、気張らず飲める日常酒でした。
IWC2018でゴールドやグレートバリューを受賞したのも納得の実力ですよ。
料理から一歩さがって引き立て役に徹しつつ、どこか存在感もある。
スイスイ飲めちゃうんだけど、けっこうアルコール度高い。あなどれないお酒です。
ペアリングは、濃厚な料理には温めて。
薄味の料理には、冷やして合わせると無難に合います。
以下、この日本酒の概要です。
醸造元 | 月桂冠 株式会社 |
---|---|
分類 | 本醸造酒 |
酒米 | - |
精米歩合 | 65% |
アルコール度 | 16度以上17度未満 |
日本酒度 | - |
酸度 | - |
購入価格 | 1,700円(税別)/1800ml |
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