おで~ん電車だ、シュッポッポ~♪
日本酒電車だ、シュッポッポ~♪
失礼しました。
週末の夜、近江鉄道さんの“近江の地酒電車2018”に乗ってきました。
来年も乗ると確信するぐらい楽しかったので、レビューしておきます。
では、さっそく。
滋賀県の近江鉄道“近江の地酒電車2018”で日本酒を満喫
滋賀県の近江鉄道さんが“近江の地酒電車”というイベントをやってまして。
電車にゆられながら、おでんや近江の小料理、地酒11銘柄を飲み食いできるんです。
これは楽しそう!ということで、3月9日の夜の便に乗ってきました。
この回の出発は彦根駅。八日市駅で折り返して、また彦根駅に戻る行程です。
通常運行では片道30分程度みたいですが、トイレ休憩も入れつつ往復2時間の旅。
行きも帰りも尼子駅で停車&折り返しの八日市駅で長めの休憩が入ります。
当日はメッチャ寒くて・・・。
ちょっと早めに彦根駅に着いたんですけど、ホームで立ってられず。
JRとの連絡通路に避難したところで、ひこにゃんの絵がドーンっと。
撮って!撮って!一緒に写真撮って!
( #`Д´)=○)`Д゚).・;’∴
予想どおり、ボクがハリケーンミキサーされました。
ということで、パシャ。
そんなことしてるうちに、定刻前に。
受付済ませたところで、電車がホームに入ってきました。
窓から見える車内に、テンションあげあげ。
ドアがあいたぞ!寒いから、さっさと乗車だ!
で、4人掛けのテーブルにお行儀よく順番に座っていきます。
ちょっとした開会のあいさつのあと、さっそく宴開始。
なんか雰囲気いいBGMが流れ、気分盛り上がります。
予めテーブルに置かれているのは、おでんと近江の小料理。
それと、プラのカップが11個。
おでんは、ひもを引くと蒸気で温まるタイプですね。
滋賀の名物、赤コンニャクも入ってます。
小料理も、おいしそう。
電車のユレの中、豆は食べにくかった。笑
カップには、順番に近江の地酒を注いでくれます。
まずは、全種類を利き酒。
あとは、好きなものだけ飲める方式です。
常に11銘柄が巡回しているので「それ、入れてください」とお願いすればOK。
ストックのお酒がなくなるまで、飲み放題です。
スタッフさんは、このイベントのためだけのアルバイトさんかな?
大学生っておっしゃってました。
なので、お酒のことを詳しく聞いたりはできない感じです。
でも、ちゃんと各銘柄の詳しい説明書きがあるので安心。
特徴を確認しながら、飲み進められます。
そうこうしてるうちに“松の司”が無くなったとか。
“七本鎗”も回ってこないので、切れたのかな?
人気銘柄は、早いですね。
でも「お酒が足りない!」なんてことはなかったですよ。
終着まで、シッカリ楽しめました。
わりと、遠くから参加された人もおられるようです。
「電車と日本酒が好き」というお隣さんは、横浜からご参加とか。
袖触れ合うも他生の縁。
「どのお酒が好きですか?」みたいなお話で盛り上がりました。
かなりの揺れの中での宴でしたけど、それもまた情緒というか。
旅してるみたいで、楽しかったです。
近江鉄道“近江の地酒電車”とは?
「次回は参加してみようかな」という同志のために。
イベントの内容を、もう少し詳しく書いておきますね。
近江鉄道さんの地酒電車。2018年は、1月26日から3月10日まで運行しました。
ただし毎日ではなく、毎週「木・金・土」のみになります。
ちなみに増発されて、3月16日&17日が追加されました。
で、途中でお酒の内容が切り替わります。
- 2/17まで ⇒ 純米酒電車
- 2/22から ⇒ 大吟醸プレミアム電車
いずれも日本酒飲み放題。
おでんと近江の小料理付きです。
が、値段が変わります。
- 純米酒電車 ⇒ 3,900円
- 大吟醸電車 ⇒ 5,500円
予約は近江鉄道さんのホームページからできました。
参考 近江鉄道公式サイト
純米酒電車の埋まり方は、すごかったですね。
かなり早い時期から、定員に達した日が続出してました。
でも、純米大吟醸と大吟醸、とっても美味しかったので満足です。
ちなみに、申込時に予約しておくと以下の料理が追加できました。
- 焼き鯖寿司(4切れ650円)
- 千成亭特製 近江の食材盛合せ(1,000円)
ボクも、ひとつずつ予約してみました。
ちなみに、これが焼き鯖寿司。
美味しかったですよ。日本酒とメチャ合う。
さて、座席についてですが、席は指定されています。
受付で、席順表がもらえます。
こちらから席位置の指定はできません。
運任せ。
ちなみに、電車の中はそんなに寒くないです。
ちゃんと暖房きいてます。
トイレ休憩の停車中も、ドアは手動開閉になります。
開けっ放しにはなりません。
40名近くを、2人ぐらいで対応してる感じでした。
お水があんまり回ってこなかったね。
できればお水は持参して、スタッフさんに協力してあげたいところ。
駅の自動販売機で買っておくのがいいかもです!
近江鉄道“大吟醸プレミアム電車”で飲める日本酒
さて、たぶんここが一番興味あるとこですよね?
ボクが乗った“大吟醸プレミアム電車”の11銘柄を載せておきましょう。
会社名 | 銘柄名 | アルコール度 | 精米歩合 | 日本酒度 | 酸度 |
---|---|---|---|---|---|
冨田酒造 有限会社 | 七本鎗 純米大吟醸 渡船 | 15~16度 | 50% | +3.5 | 1.6 |
多賀 株式会社 | 大吟醸 多賀 | 16度 | 35% | +2.0 | 1.2 |
株式会社 岡村本家 | 長寿金龜(きんかめ) 黒50 | 16~17度 | 50% | +2.0 | 1.3 |
藤居本家 | 旭日(きょくじつ) 大吟醸 | 15度 | 50% | -1.0 | 1.2 |
中澤酒造 有限会社 | 一博 純米大吟醸 | 16.8度 | 45% | +2.0 | 1.8 |
畑酒造 有限会社 | 大治郎 純米大吟醸 | 17.5度 | 45% | +4.0 | 2.0 |
近江酒造 株式会社 | 大吟醸 錦藍(きんらん) | 16.4度 | 40% | +4.0 | 1.5 |
喜多酒造 株式会社 | 喜楽長 50%純米大吟醸 | 17.5度 | 50% | +0.5 | 2.2 |
松瀬酒造 株式会社 | 松の司 純米大吟醸 陶酔 | 16~17度 | 45% | +1.0 | 1.3 |
美冨久酒造 株式会社 | 三連星 赤 純米大吟醸 | 16度 | 50% | +2.7 | 1.5 |
北島酒造 株式会社 | 大吟醸 御代栄 | 15~16度 | 50% | +5.0 | 1.4 |
近隣の人を見てると、利き酒では“大吟醸 多賀”が人気の様子でした。
とってもスッキリ、飲みやすかったです。
“一博 純米大吟醸”や“三連星 赤”も飲みやすい甘味で、女性に人気でした。
三連星は安定の華やかさやし、長寿金龜も好き。
今回、日本酒度が一番高かった御代栄もうまかったなぁ。
ホント、どの銘柄もぜんぜん違う味わいで、どれも美味しかったです。
日本酒のそういうところ、いいですよね。
まぁ、おでんと小料理がマッタリおいしかったので、それを考えると・・・。
コクや酸味があった大治郎、喜楽長あたりがとりわけ合ってたような?
うん、楽しいイベントだった。
来年は、早めに純米酒電車を押さえたい!
まとめ
近江鉄道の地酒電車は、なかなか情緒あふれる素敵なイベントでした。
ガチャコン電車にゆられながら、おでんや小料理と近江の地酒を堪能できます。
参加する日程によって、飲める日本酒が変わります。
ザックリ、2月中旬まで純米クラス。2月下旬から大吟醸クラスが楽しめます。
家飲みや酒場飲みとは一味違い、ちょっとした旅行気分が味わえたり。
お隣さんとのお酒トークを楽しんだり。非日常感がいいですねぇ。
以下、イベントの概要です。
イベント名 | 近江の地酒電車 2018 |
---|---|
コース | 1、彦根駅→八日市駅→彦根駅 2、近江八幡駅→尼子駅→近江八幡駅 |
所要時間 | 約2時間 |
乗車料金 | 純米酒電車:3,900円 大吟醸プレミアム電車:5,500円 |
乗車料金に含まれるもの | 1、おでん&近江の小料理 2、近江の地酒11銘柄飲み放題 3、近江鉄道(電車)全線1日乗り降り自由 |
問い合わせ先 | 近江トラベル各支店 (営業所のご案内) |
運行スケジュールや最新情報はこちら。
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